歯の裏側からの矯正治療
昔は矯正といえば金属のギラギラとした装置が主でした。その後、透明(表側)のより目立たない装置がでてきました。そして、最近では装置を歯の裏側につけ、外から見てもわからない状態で歯並びを治すことが可能となってきました。
それぞれのメリット・デメリットについてお話しましょう。
- メリット
- 矯正装置を見せたくない患者さんにとって矯正装置が見えない事。
- デメリット
- ・サ行、タ行等、舌を前歯の裏に付けて発音する音が、治療当初不明瞭となる。
(2〜3ヶ月ほどで、ほとんど慣れます)- ・歯ブラシが難しい。
- ・装置装着後1〜2ヶ月間、舌への違和感がある。
- ・治療費用が割高。
- ・歯ブラシが難しい。
お仕事の都合等の理由でどうしても矯正装置を表側につけれない患者さん向きの方法です。治療期間、治療効果に関しては表側からの方法と変わりません。また、上の歯だけ裏側から治療して、下の歯は表側から治療する方法もあります(上下の歯を裏側から治療する方法に比べ違和感が少なくなります)。
下の歯は、表側に装置をつけても外見上あまり目立たない場合が多いです。
治療期間と治療結果は、裏側からの治療に熟練している先生でしたら変わりません。
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