矯正治療の痛みについて
矯正治療をうけるときすごく痛みがあるよ、と経験者からお伺いになった事がある方も多いことでしょう。実際はどうなのでしょうか? 数多くの患者さんからお聞きしたところ、個人差があり、全くなんともないとおっしゃる方、痛かったとおっしゃる方様々です。したがって、個々の患者さんそれぞれにあわせた対応が必要です。
一般的に矯正治療で一番痛みを感ずる時期は装置装着直後ですので、その時点で痛みの強い方に対しては、- 矯正力の加えかたを弱める。
- 鎮痛剤をおだしする。
- 矯正装置が粘膜にあたり口内炎ができる場合には、装置に保護材をつけて痛みをやわらげる。(写真)
最近の矯正用ワイヤーは、アメリカ宇宙局(NASA)で開発された形状記憶超弾性合金を使用しておりますので、歯にかかる力も非常に弱く歯を効率的に移動するものです。痛みで生活に支障がでるような事はまずありませんのでご安心ください。
矯正治療中負担に感じたことについてのアンケート調査
不快感や痛み | 80% |
歯みがきの面倒さ | 55% |
話しにくさ | 48% |
人前にでること | 48% |
治療期間の長さ | 43% |
咬みにくさ | 30% |
Q&A 歯列矯正(日本歯列矯正医会神奈川支部) 保険同人社 より
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